MMO事件簿 > 2010年度

MMOに関する刑事事件や顧客情報流出など、過去の事件をまとめて掲載しています。
情報のはっきりしないもの、不確定なものは省いています。

2010年1月18日

電気通信事業法違反

 中国からの利用者を無届けの日本国内のサーバーに中継させ、「タワーオブアイオン」などに不正にアクセスさせたとして、神奈川県警は18日、電気通信事業法違反の疑いで東京都板橋区弥生町、中国籍の無職、H容疑者(28)=入管難民法違反の罪で起訴=を再逮捕した。
 調べでは、H容疑者は昨年6~9月、自宅に中国からのアクセスを中継するサーバーを設置、これを無届けで運営した疑い。
自分で契約した日本のプロバイダー(接続業者)のパスワードを中国の客に伝えて月6千円の代金を受領、この約3カ月間に約160万円を得たという。
H容疑者は「中国で日本のゲームは人気だが(現地からは)アクセスできないので(アクセスを中継すれば)もうかると思った」と供述しており、県警では裏付けを進めているという。

2010年2月5日

脅迫、児童買春・ポルノ禁止法違反

 オンラインゲームで知り合った女子高校生にわいせつな写真を送らせたうえ、写真を公表すると脅したとして、県教委は5日、脅迫と児童買春・ポルノ禁止法違反の罪で起訴された津山市立津山東中教諭のY.K被告(49)を懲戒免職処分とした。
県教委によると、Y被告は昨年11月、オンラインゲームで知り合った女子高校生にわいせつな写真を送らせたうえ、写真を公表すると脅し、同月、倉敷市内のホテルでも女子中学生のわいせつな写真を撮影したという。
Y被告は休職中で、県教委は事実関係が確認できたとして被告を懲戒処分に。また津山市教委は同日、同中校長(55)を監督責任で文書訓告としたという。

2010年2月10日

組織犯罪処罰法違反

 オンラインゲームの広告収入による高額配当を装い、会員から金をだまし取ったとされるマルチ商法事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)罪に問われたソフト開発販売会社「ヴィヴ」(東京都千代田区)実質経営者U.N被告(68)らの判決公判が10日、大阪地裁であり、横田信之裁判長は「組織的犯行であり、巧妙で悪質」として同被告に懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役5年)を言い渡した。
 同社元社長T.S被告(35)ら5人はいずれも執行猶予の付いた懲役3年~1年6月(求刑懲役5~2年)とした。弁護側は無罪を主張していた。
横田裁判長は「セミナーで説明した月額8万6000円の配当額に合理的根拠はなく、客観的に詐欺に当たる」と指摘。
「配当が不安定と説明した」との弁護側主張も「支払いの可能性が低いと認識できない」と退けた。
 判決によると、U被告らは2006年に開催したセミナーで「オンラインゲームの広告収入で月額8万6000円が配当可能」とうそを言って、約53万円のCD-ROMを聴覚障害者を含む新規会員14人に購入させ、計約746万円をだまし取っていたという。

2010年2月15日

電気通信事業法違反

 オンラインゲームへ中国からのアクセスを不正に仲介し、またそれによる不当な利益を得たとして、埼玉県警浦和東署と生活安全企画課は15日、電気通信事業法違反の疑いで、横浜市立大学2年生で、中国籍の同市南区浦舟町のH容疑者(27)を逮捕した。
 調べによると、容疑者は平成20年10月~21年7月までの間に、無届けで自宅にサーバー2台を設置し、運営した疑い。
浦和東署では、容疑者のサーバーには平成21年2~7月にかけて、主に中国から延べ約170万件のアクセスがあったという。
同署では、容疑者が無届けでサーバー上に企業サイトのリンクを張り、企業側から約600万円の報酬を得ていたとみている。
21年1月下旬、さいたま市緑区の大学生から「オンラインゲームの仮想マネーが盗まれた」との相談を受け、浦和東署が調べていたところ、容疑者が無届けでサーバーを設置している疑いが判明したという。

2010年2月18日

不正アクセス禁止法違反

 「ハンゲーム」に他人のIDなどを使用して不正にアクセスしオンラインゲームなどをしたとして、徳島東署は18日までに、和歌山県橋本市の小学6年の女子児童(12)を不正アクセス禁止法違反の疑いで補導、徳島県中央児童相談所に通告した。
 調べによると女子児童は、昨年10月、ゲーム中のチャットで「コインを増やす方法がある」と徳島市の中学3年の女子生徒(15)に嘘をつき、その際に聞き出したIDとパスワードを使って不正にログイン。
女子生徒のアバター(分身)から、有料の服やアクセサリー計3点を自分のアバターに移したという。
ゲーム中のアイテムがなくなっていることに女子生徒が気付き、同署に相談。同署は1月に補導していたという。
また似たような手口で神戸市の中学3年生の男子生徒(15)も検挙されており、調べに対しては女子児童・男子生徒も共に容疑を認め「ごめんなさい。自分も別の人に同じことをされたのでやり返した」と話しているという。

2010年2月23日

不正アクセス禁止法違反

 東京都中央区のゲーム会社サイトに他人のIDとパスワードを使い接続したとして、長崎県警江迎署は23日、不正アクセス禁止法違反の疑いで、東京都府中市の派遣社員、Y.T容疑者(22)を逮捕した。
調べによるとT容疑者は、昨年10月14日ごろ、数年前にネットで知り合った女性から聞き出したIDとパスワードを使い、東京都中央区のゲーム会社サイトに不正にアクセス。
被害者の女性が所持していたオンラインゲームのキャラクターが装備していたアイテムを奪ったという。
同署は当初、女性から「ネット上で身ぐるみはがされた」と相談を受けたが、オンライン上のアイテムを盗んでも窃盗罪に問えないため、ゲーム会社に被害届を出すよう促したという。

2010年5月24日

詐欺

 インターネットのオンラインゲームで使える仮想通貨と交換すると偽って、名古屋市の会社員らから電子マネー計1万5千円をだまし取ったとして、愛知県警生活経済課などは24日、東京都西東京市の中学3年の少年(14)を詐欺の疑いで書類送検した。
 調べによると、少年は2009年12月と10年1月の2回にわたり、ゲーム内で仮想通貨を電子マネーと交換する旨の書き込みをして、名古屋市守山区の男性会社員(36)ら2人から計1万5千円分の電子マネーをだまし取った疑い。
少年は電子マネーを使える認証番号をチャット上に書き込ませる手口で電子マネーを詐取しており、少年が示した条件で仮想通貨を入手すれば、正規の方法で購入する場合の3分の1の費用で済むのだという。
被害者は「割安だったので、認証番号を教えてしまった」と話しているという。
少年は「(だまし取った電子マネーを使い)ゲームの有料サービスで遊びたかった」と容疑を認めている。
 少年は昨年10月にも他人になりすまして同じゲームの認証サーバーに不正にアクセスしたなどとして、不正アクセス禁止法違反などの疑いで書類送検されている。

2010年5月27日

詐欺

 「レッドストーン」で使える仮想通貨を売るとインターネット上の掲示板サイトに書き込みウェブマネーをだまし取ったとして、埼玉県警大宮署は26日、詐欺の疑いで、奈良市六条、無職、I.T容疑者(24)を逮捕した。
 大宮署の調べでは、I容疑者は平成21年8月中旬、実際には売る意志がないのに、レッドストーンで使える仮想通貨を売るとインターネット上の掲示板サイトに書き込み、購入を希望したさいたま市の少年(16)から3万4000円分のウェブマネーをだまし取った疑いが持たれている。
 大宮署によれば、I容疑者は少年とメールを数回やりとりをして価格などを決めたが、少年からウェブマネーを使うのに必要なプリペイド番号などをメールで知らされてもI容疑者が仮想通貨を渡さなかったという。
また受け渡しの方法はオンラインゲーム上の指定の場所で待ち合わせて渡すというものだったが、I容疑者は現れなかったという。
I容疑者は「ウェブマネーでサービスを受けたかった」と供述しているという。

2010年6月1日

電気通信事業法違反

 日本のオンラインゲームにアクセスが規制されている中国からの通信を中継するため、無届けでサーバーを設置したとして、愛知県警は1日、大阪府東大阪市在住の中国籍の女(30)を電気通信事業法違反の疑いで、津市在住の知人の男(47)を同幇助(ほうじょ)の疑いで名古屋地検に書類送検した。
現在、日本で運営中のオンラインゲームにおいては、アカウントハッキングやRMT(リアルマネートレード)などを目的とした、中国からの不正アクセス行為が多発していることから、2007年ごろから通信を制限するゲーム運営会社が急増しているという。
女は2009年3~8月、中国から日本のオンラインゲームへのアクセスを中継するため、愛知県清須市内の当時の自宅に、総務省に無届けでサーバー4台を設置していた疑い。
 調べでは、女は中国で2005年ごろから、アルバイトを雇ってゲームをさせ、得たアイテムをネット市場で現金化する事業をしていた経歴があり、生活経済課は、サーバーが中国を中心としたアイテムの不正売買ビジネスの温床になっていた可能性があるとみている。
女は今回の中継手数料として、中国の利用者13人から、月に計約28万円を得ていたという。
「事業を通じて知り合った中国人男性にサーバーの設置を頼まれ、06年に来日した。不正アクセスに使われていたかは知らない」と話しているという。
サーバーの違法設置をめぐっては、同課が今年3月にも、中国籍の夫婦を摘発している。

2010年7月14日

不正アクセス禁止法違反

 他人のパスワードを使ってオンラインゲーム上のキャラクター「アバター」を乗っ取ったとして、県警と高知南署は14日、埼玉県狭山市狭山台3丁目の無職H.S容疑者(29)を不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反の疑いで逮捕し、発表した。
同署によると、S容疑者は昨年12月15日、インターネット上で知り合った高知市在住の40代の女性のパスワードを本人の承諾なしに使用し、オンラインゲームに不正にアクセスした疑い。
アクセス後はアバターに着せる服や帽子などのアイテム42点を、勝手に自分のアバターに渡していたという。
奪われたアイテムは、被害者の女性がゲームのイベントやインターネットオークションなどで十数万円をかけて集めていた。

2010年7月15日

不正アクセス禁止法違反

 他人のIDとパスワードを使用してオンラインゲームに不正にアクセスしたとして、茨城県警生活環境課と鉾田署は15日、不正アクセス禁止法違反の疑いで、新潟県上越市の県立高1年の男子生徒(15)を書類送検した。
同署によると、男子生徒は容疑を認めている。
 調べによると、男子生徒は2月9~11日の期間中に、11回にわたり自宅のノートパソコンから茨城県鉾田市の男性(23)のIDとパスワードを使ってオンラインゲームにアクセスし、7800円分のゲームポイントを不正に使用した疑い。
男子生徒は男性とは面識はなく、自分のIDが不正に使われたことに気付いた男性が同署に届け出て事件が発覚した。

2010年9月24日

不正アクセス禁止法違反

 他人のIDやパスワードを使用してインターネットのオンラインゲームに不正アクセスしたなどとして、愛知県警は24日、不正アクセス禁止法違反容疑などで仙台市青葉区の無職の男(29)を書類送検した。
送検容疑は1月26日、仙台市泉区のインターネットカフェなどから名古屋市の男性会社員(43)のIDで不正にアクセスし、パスワードなどを変更した容疑。
 調べによると、男は「IDとパスワードは類似しており、数字やアルファベットを適当に組み合わせて作成。約30のIDでアクセスした」と供述している。
アクセスが可能であったIDのパスワードなどは「123123」といった簡単な組み合わせだったという。
また男は昨年7月から、他人のIDでゲーム上のアイテムを購入しネットオークションで販売。数十万円の利益も得ていたという。

2010年9月27日

不正アクセス禁止法違反

 インターネット上のオンラインゲームに、他人のIDとパスワードで不正にアクセスし、ゲーム内の仮想通貨やアイテムなどを盗んだとして、愛知県警などの合同捜査本部は27日、埼玉県内の無職少年(18)と東京都内の無職男(24)を不正アクセス禁止法違反容疑で逮捕した。
 調べによると、少年らはネット上で知り合った5、6人でグループを作ってアイテムの盗みを繰り返し、ネット上で売って現金化する「リアル・マネー・トレード」(RMT)で、数千万円を稼いだとみられる。
RMT目的のグループが摘発されるのは珍しく、捜査本部は組織の全容解明を目指す。
捜査関係者らによると、少年らは今年2~3月頃、名古屋市内や埼玉県の男性ら数人のIDとパスワードを使って、本人になりすましてオンラインゲームに接続。
男性らがゲーム上で所持するアイテムや仮想通貨を盗み出し、RMT専用のサイトなどで転売していたとみられる。
少年らはゲーム上のチャット機能で男性らと会話し、その内容から推測してパスワードを割り出していたという。

2010年10月1日

不正アクセス禁止法違反

 オンラインゲームのアイテムを盗む目的で他人のIDとパスワードを不正に使用したとして、愛知県警は1日、不正アクセス禁止法違反容疑で、福岡市博多区の会社員(23)を書類送検した。
送検容疑は3月、愛知県日進市の男性ら2人のIDとパスワードで、サーバーに不正にアクセスした疑い。
県警によると、会社員はオンラインゲームのアイテムを盗む目的で、2008年から他人のIDとパスワードで不正にアクセス。
仮想のアイテムを転売し約60万円の利益を得ていたという。

2010年10月12日

不正アクセス禁止法違反

 他人のIDでインターネットのオンラインゲームのサーバーに不正アクセスしていたとして、埼玉県草加市の無職、少年(18)ら2人が逮捕された事件で、愛知、宮城、福島各県警の合同捜査本部は12日、不正アクセス禁止法違反などの疑いで、愛知県瀬戸市、高校1年の男子生徒(16)、埼玉県所沢市の内装作業員(16)、横浜市南区の会社員(34)を書類送検した。
 3人の書類送検容疑は今年2~4月、宮城県石巻市の女性(41)ら4人のIDを使い、メールサービスやゲームのサーバーに不正アクセスした疑い。
愛知県警によると、3人は、合同捜査本部が9月27日に同容疑で逮捕した無職の少年を中心としたグループの一員。
約20のIDとパスワードをグループ内で使い回し、オンラインゲームのアイテムや仮想通貨を入手していたという。

2010年11月10日

不正アクセス禁止法違反

 インターネットのオンラインゲームで他人のパスワードなどを使用してキャラクターを横取りしたとして、上田署と県警生活環境課は10日、不正アクセス禁止法違反と電磁的記録不正作出・同供用の疑いで、三重県熊野市の男子中学生(15)の書類を地検上田支部に送った。
オンラインゲームはキャラクターが架空の戦場でナイフや銃を使って対戦するタイプのゲームで、インターネットを経由して利用者同士で対戦を重ね、経験を積むと強い武器が使えるようになる。
ゲームは無料で利用でき、同署は金銭的な被害はないとしている。
 送検容疑は3月上旬、自宅のパソコンから男性のキャラクターを利用するためのパスワードを入力、10回前後にわたって男性のキャラクターを利用したほか、パスワードを書き換えて男性が利用できないようにした疑い。
中学生は「適当に入力したら、偶然つながった」と供述しているという。
3月に上田市の会社員男性(26)が「せっかく強く育てたキャラクターがゲームで使えなくなった」と警察に相談して発覚した。
男子中学生は「IDの一部に特定の文字がある人のキャラクターは強いと先輩から言われ、適当に入力したら利用できた」「ゲームを始めてまだ日が浅かったが、強いキャラクターで遊びたかった」と話しているという。

2010年11月24日

不正アクセス禁止法違反

 「リネージュ2」のアイテムを転売する目的で他人のIDを不正に入手していた事件で、神奈川県警は24日、不正アクセス禁止法違反の疑いで、川崎市川崎区小田、コンピュータープログラマー、N.Y(29)と東京都足立区青井、医療事務員、T.K(39)の両容疑者を逮捕した。2人とも容疑を認めているという。
 県警は、2人の犯行によりゲームの秩序が乱され、運営会社の業務に支障が生じたとして、近く偽計業務妨害容疑で再逮捕する見込み。
今回の逮捕容疑は、今年4~6月、川崎市などの漫画喫茶のパソコンで、不正に入手した15~45歳の男性9人のIDやパスワードを使ってオンラインゲーム「LINEAGE II」にアクセスしたとしている。
県警によると2人は手に入れたアイテムを買い取り業者に売却し、数十万円の利益を得ていたという。

2010年12月6日

威力業務妨害

 携帯電話ゲームサイト「モバゲータウン」を退会させられたことに腹を立て、サイト運営会社「ディー・エヌ・エー」(東京都渋谷区)に脅迫メールを送りつけたとして、警視庁代々木署は6日、和歌山県有田市立中学3年の男子生徒(14)を威力業務妨害容疑で書類送検した。
 送検容疑は、5月下旬~6月下旬、「入りたいわ、もし入れやんかったら5人殺す、明後日までには絶対」などと約20回にわたって自分の携帯電話から同社にメールを送信し、業務を妨害したとしている。
生徒は1月、同サイトのオンラインゲームで対戦した見知らぬ相手を中傷する書き込みをしたとして、退会させられていた。
「再びゲームをするため、何としても入会させてほしかった」などと供述しているという。

2010年12月14日

不正アクセス禁止法違反

 「リネージュ2」のアイテムを転売する目的で他人のIDを不正に入手したとして男女2人が逮捕された事件で、川崎区検は14日、不正アクセス禁止法違反の罪で、川崎市川崎区小田の会社員、N.Y容疑者(29)を川崎簡裁に略式起訴し、同簡裁は罰金30万円の略式命令を出した。
 また、横浜地検川崎支部は同日、東京都足立区青井の医療事務員の女(39)については「関与の度合いが低い」として処分保留で釈放した。
起訴状などによると、N被告らは今年4~6月、川崎市などの漫画喫茶のパソコンで、不正に入手した15~45歳の男性9人のIDやパスワードを使って「LINEAGE II」にアクセスしたという。

2010年12月14日

損害賠償

 「メイプルストーリー」でIDとパスワードを無断公開され、ゲームで使う武器などを別人に捨てられたとして、兵庫県に住む40代の男性が、公開した愛知県の10代の男性に約350万円の損害賠償を求める訴訟を神戸地裁に起こしたことが14日、分かった。
原告側の代理人弁護士は「オンラインゲームでの損失の賠償を求める訴訟は珍しい」としている。
なおゲームの武器などのアイテムはインターネットを通じてウェブマネーや現金で取引されているという。
 訴状によると、原告はオンラインゲーム「メイプルストーリー」で敵を倒して得たアイテムを売るなどして月に約10万円の収入があったが、知人に教えていたIDとパスワードが愛知県の男性に伝わり、2008年4月に無断で公開された。
これを使った別のプレーヤーが原告のアイテムを捨てた、という。
 原告側は計26万円相当のアイテム8点や、ゲームを続けていた場合に得られたとする2年間の収入計240万円などの賠償を請求。
今回捨てられた武器の一種、「ドラゴンパルチザン」については1点6万5千円の価値があったとしている。