「株式会社GM-Exchange」代表、宇田川氏インタビュー

MMOに関わる様々な人との対談、インタビューなどをそのまま保存しています。
生の状況をそのまま感じれるよう、録音時の会話をそのままアップしている時もあります。

GM-Exchangeと宇田川氏の概要

GM-Exchangeについて

RMT業者について

RMT全体について

宇田川氏の持論や伝えたい事

RMTに対して語るとき、考えて欲しいこと

RMT諸問題に対して出来る事、RMT事業をする理由（実際の音声）

RMTを考える上で、RMTがなくなるかどうかというのがまず一つのスタートだと思うんですよね。
で、無くなると考えれば、確かにRMTが無くとも十分ゲームは楽しいですから その環境はアリだと思うんですよ。
ではRMTは後々なくなると思うか、という質問をいろいろな方にさせてもらいましたが
いずれの人もやはり「なくならないと思う」という答えが返ってくるんですね。

じゃあどうせ無くならないのだから、このままでいいのか、というのはまた違うわけで 現状RMTに関わるところでBOTや不正アクセスなど様々な問題が発生しています。
それらの問題も野放ししてもいいか、というのは絶対にダメなんですよ。
じゃあそれらについてどうすればいいのか、というと結構出来ることは限られているんですよね。

例えば不正アクセスなどはオンラインゲームに限ったことでは無く、webサイトでもネットに繋がっていればなんでも発生します。
で、この問題は常にイタチごっこでして、まあこれは無くなる事は無い、と そういう風に考えた方が現実的だと思うんです。

じゃあRMTにとって望ましい環境というのは何か？といえば
それはゲームメーカーにとってRMTという物がコントローラブルな物である事、これが物凄く重要だと思うんですよ。
行き過ぎた時にブレーキを掛けてやれる、どういった流れなのかが把握できる、と言った状況ですね。
こういった状況であれば問題にも対策もしやすいじゃないですか。
RMTを無くすことが出来ないのであれば、そういった環境作りをし、問題を未然に防いだり 小さなうちに摘み取る、といった事が大事だと思います。

例の一つとしてよく上げるんですが、チケットのダフ屋ってあれ違法じゃないですか。
でも居なくはならないですよね。 あれはとても良くない例だと思うんです。
運営側もそれを全て取り締まることが出来ないし、彼らとコンタクトを取ろうにも、彼らは法人すら存在しない完全にアンダーグラウンドな存在なので、それも出来ない。 となるともう打つ手が無くなるんですね。

で、RMTですが、 今、「僕がやっています」という形で様々な所がRMTを企業体として運営していってまして、これは運営会社にしてみれば、話しかける相手が居るという事じゃないですか。
で、そこに話しかければ「出来ること、出来ないこと」が生まれてくると思うんですね。
これは先ほどのダフ屋の例では出来ない事ですよね。
だから、それ（ダフ屋）よりは全然健全な状況が築けると思います。

運営会社と我々RMT業者で意見が間違いなく一致するのは、まず不正な行為、あるいはBOT等ツールを使った行為。
これを辞めさせたい、という共通目的があるので、そのRMTの利用規約云々の手前で、まずそこの部分は歩み寄ることは出来るんじゃないかな、と思っています。

RMT業者なんて居なくなればいい。
居なくなるのは簡単なんですよ、僕はいろいろなビジネスを今までもしてきましたので 単に食っていく方法はいくらでもあるんです。
ただ、我々が居なくなってもRMT自体はなくならないですし、むしろアンダーグラウンドに隠れて、より追えない存在になってしまいます。
そういった状況は、僕もオンラインゲームをやっている人間として好ましくない状況だと思いますし、自分がRMT業者側に居る間は、なんとかこれを解決していけるように、現実的な策をとっていきたいな、と考えております。

これは僕が今、RMTっていう事業に身を置いている、一つの理由ですね。
折角立ち上げた会社ですので、より繁栄させてもいきたいし どうせやるなら、あそこ（GM-Exchange）が居たから良かった、というような良い結果を残したいですしね。

RMTと海外業者

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