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「株式会社GM-Exchange」代表、宇田川氏インタビュー

MMOに関わる様々な人との対談、インタビューなどをそのまま保存しています。
生の状況をそのまま感じれるよう、録音時の会話をそのままアップしている時もあります。

GM-Exchangeと宇田川氏の概要

GM-Exchangeについて

RMT業者について

RMT全体について

MMO総合研究所管理人(以下MMO):RMTは現状では法律が無く、その上で規約違反行為を行われているですので、どうしてもいわゆる「黒」にみえてしまいます。 このイメージについてこの先どのようにされていかれますか?

GM-Exchange代表宇田川氏(以下GM):
まず、利用規約と法律は全く別物で、規約という物に関しては特に深刻に捕らえてはいません。 ですので僕としては規約の部分で色づけ(黒か白か)はしていないんです。 で、法律面で見ると、現行法で問題にならないのであれば、それは「白」だと思うんですよ。 もしもこの先それが「グレー」なり「黒」なりになる場合というのは それは新しい法律が出来た時だと思います。 現状では法律的に全く問題は無い、と結論付けておりますので、 その点に関しては全く心配しておりません。

MMO:後々良くなってくるということですか?

GM:いや、現状以上に良くなることは無いと思います。 あとは利用規約の問題ですが、 それは企業間で話し合いの機会がもてるよう、我々が努力して行く必要があると思います。 で、その上で解決していきたいと思います。

MMO:ゲームとは本来娯楽であり、そこにRMTが介入する事で今後もこの娯楽を娯楽として存続出来ると思いますか?

GM:僕自身がRMTを利用した際に、その後も娯楽としてゲームをしていけましたから それは非常に一方的な考え方ではないかな、と思います。 例えばそれが正しいのであれば、RMTを利用したユーザーはもう娯楽として遊んでいない という判断になりますよね。 でもそれってあくまでも主観的な問題じゃないですか、 (RMTを使っている方の中には)主観的に娯楽と判断して、 継続的にプレイされている方も居ると思うので・・・ ちょっと一方的すぎる物の見方ではないかな、という風に思います。

MMO:RMTがあることによって、ゲーム自体がギャンブル色が強くなってしまいそうなイメージを抱いてしまうのですが、どうでしょう?

GM:それはゲームそのものの仕様として、メーカーが決めることですね。
あとよく言われるんですが、ゲーム通貨を生産する為にゲームをする人間が 全体の過半数を占めた場合、ゲームとして機能しないのではないか、という質問であれば まだまだその可能性は残されています。 ただ、非常にバブリーに稼げた時代は、もうとっくに終わってしまっているので、 今後一人のプレイヤーがゲームをしながら稼げる金額は、 本当にお小遣い程度になっていくと思います。 そうなるのであれば、それはオンラインゲームの新しい可能性の一つだと思うので 僕はそれは受け入れるべき事なんじゃないかな、と思います。

MMO:RMTによるBOT、チートの使用者が後をたたないですが、これについて、何かご意見ご感想等お聞かせ願えますか?

GM: これはRMTに関わる人間全てが対応していかなきゃいけない問題だと思います。
まずゲームメーカーにしても、それがある事によりサポートや、サーバー管理等に 余計な負担が生まれてしまいます。 RMTを仲介する私たちにしても、実は彼らが居なくなったとしても (RMTを仲介する事に関して)全く問題は無いんです。 ですので、ゲームの寿命などを縮ませてしまう彼らの存在というのは 私たちにとってもマイナス以外の何物でもないんです。 プレイヤーにしても、彼らのおかげで狩場があれる等、快適なプレイが出来なくなります。 ですので、それらネットゲームに関係している全ての人間が協力して、 なんとか無くしていく必要があると思います。 運営会社ともユーザーとも、そこの部分では協力できると思います。

MMO:GH様がある特定のRMT業者と関係しているという噂があります、本当でしょうか?

GM:資本がSB系列で繋がっていた、というのは確かにあるようですが それによって、GHとIBが繋がっている、という判断は間違いなく違うと思います。 それを考える場合、資本であるSBさんというのは常に色々な物に挑戦していく会社ですので、その挑戦の中で、GH側の意向が届かない状況でそのようになってしまった。 という可能性のほうが高いと思いますね。

MMO:御社と運営各社とは繋がりなどはありますか?

GM:うちは資本は僕のみですし、もちろん繋がりはないです。
恐らくそのようなRMT会社自体が存在しないでしょうね。
あと、よくGHさんは裏でRMT会社とつるんでるんじゃないか というふうに言われるんですけど、僕の視点からすると、それって全然GHさん にとってメリットが無いですよね。 既に非常に高い株価がついた上場企業として存在してますし、今度はそのブランドを維持 していくか、というフェーズの会社だと思うんですよ。 で、その際に、実は裏でRMTをやっている、というのはRMTで上げられる利益というのは たかがしれていますし、それはGHさん程であれば、何か別のことをすれば簡単に回収できるぐらいの量なんでそれをわざわざ会社のブランドを大きく損なうような事をする、というのは たぶん出来ないですね。

MMO:それは他の運営会社様でも同じ状況ですか?

GM:同じだと思います。

MMO:御社的に運営会社と関係を持ちたいと思った事はありますか?

GM:持てればそれはうれしいですが、有り得ない選択肢なので それについてあまり深く考えたことは無いですね。

MMO:最近起きた、ROの不祥事についてのGH社の対応についてどう思われましたか?

GM:結果としてnProtect導入等により、BOT、チート等が減ったのは非常にいいことだと思います。
あと個人的な予測でしかないですけども、ROは非常に古いゲームなので、データベース等が膨大になっていると思うんです。 ですので、BOTなどを調べるというのは人員を増やす等をしてのアナログな手法でしか対応できないのではないか、と思っています。 そういった状況を考えると、GH様の対応というのは、ベストではないが、 置かれた状況下の中では非常にベターな対応をされておられると思います。

MMO:その対応によってRMTへの影響はありますか?

GM:もしそれらの対応がまずくてエンドユーザーが逃げてしまう、という事があると、 うちとしても市場の縮小に繋がりますので、それは出来れば避けていただきたいことです。

MMO:対応が良くてゲーム自体がいい環境になれば、それは双方にとってプラスになると言うことですか?

GM:そうですね、プラスになると思います。

MMO:日本以外の各国でRMT合法違法の動きがありますが、それについてどう思われますか?

GM:恐らく米国から法律云々では無く、なし崩し的に認可されて行くのでは無いかな、と思っています。 アメリカで今一番大きい会社の副代表の方がUOを作られた方など そういったパイプを見ていると、まあ時間の問題なのかな、と思います。 あとゲーム通貨の売買に関して国によって考え方が全然違うじゃないですか。 で、アメリカではそういう事に関して嫌悪感をもつ人間が少ないように見受けられるんですよ。 そしてその流れで、もしどこか一つの国が(RMTの)回答を出したとすれば各国というのは その流れに繋がって行くのかな、と思います。

MMO:例えばアメリカで認可されたとして、日本とはだいぶユーザー側の意識が違うわけですが、それでもやはり流れに繋がって行くと思われますか?

GM:ゲームメーカー各社の判断になると思うので、あくまでも利用規約からRMT禁止 をはずさない、というのも一つのスタンスだと思います。 ただ、大きな流れではそういった流れになるのではないかな、と思います。 ただこれはずっと先の話ですけどね。

MMO:今後、RMTが違法になった場合、御社はどうしますか?

GM:違法になったらもちろん辞めます。法律に触れるようなことはしないです。

MMO:では逆に合法になった場合はどうしますか?

GM:現状合法なので、今と特に変わらないと思います。
ただ、もしもゲームメーカーさんがこぞって規約からRMTの禁止を取り除いた場合は、各メーカーさんと何らかのタイアップなどが出来るんじゃないかな、と思っています。

MMO:やはり規約は現状そういう面で壁になってしまいますか?

GM:会社側の方針ですから、それを破ってうちと何らかの関係を結ぶ、というのはやはり出来ないと思いますしね。

MMO:今後の日本のRMTはどのように進んでいくと思いますか?

GM:今、ゲームメーカー側も色々模索している所だと思うんです。そもそも月額課金という形から、よりRMTに近いアイテム課金が増えてきているというのは デジタルデータをお金に変換するという形がどんどん受け入れられている表れだと思うんですよ。 今後もゲームメーカー主体で、RMTに近いような行為というのは、どんどん広がって行くと思います。僕はプレイしてて思うんですが、自由度の高いゲームというのは楽しいと思うんです。 制限があるゲームというのは、やはりどうしても中々流行らないじゃないですか。 で、自由度が高い仕組みというのは、ゲーム通貨の売買っていうのも出来てしまう仕組みなんですよね。 これは、二つとも存在していて、今後どちらが主流になるかは分からないですが 今後もすみ分けていくものなんじゃないかな、という風に思います。

MMO:日本市場が合法か違法になるか、というのは見えないですか?

GM:法律で改めてRMTという物を定める、というのは結構大変な作業だとおもうんですよね。 ですので、ちょっと見えないですね。 ただ、どういう風に転んでも法律に従っていく事だけは間違いないです。

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RMT諸問題に対して出来る事、RMT事業をする理由

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